薄毛の対処法｜円形脱毛症を治す5つの方法
円形脱毛症の効果的な治療方法を徹底解説します！
元俳優で現政治家である山本太郎さんも一時期円形脱毛症を発症していました。
円形脱毛症は再発する可能性も高く、極めて厄介な病気とされています。
特に円形のハゲが多数できてしまっていたり、頭髪のほとんどが抜けてしまったりすることも。
当記事では円形脱毛症の効果的な直し方を5つに分けて紹介します。
塗り薬や飲み薬以外にも治療法はあるのでしょうか？
読めば円形脱毛症の改善方法がわかります。
ぜひじっくり読んでみてください。
目次
円形脱毛症の治療法その1｜外用薬の利用
円形脱毛症の治療効果があるとされる塗り薬について解説します。
円形脱毛症治療に効果的とされる塗り薬は以下の3つです。
それぞれの薬剤の特徴について明らかにします。
頭部用のステロイド剤
ステロイド剤には炎症を抑える作用および、免疫機能を抑える効果が期待できます。
円形脱毛症は何らかの影響で免疫システムが不具合を起こす病気とされており、ステロイド剤が処方されるケースが多いです。
医学的にも効果が認められており、有効な治療法です。
塩化カルプロニウム
血行促進作用がある薬剤であり、育毛剤にも含まれている成分です。
発毛効果が認められており、円形脱毛症の回復を早める効果が期待されています。
ただし頭皮に問題が起こる副作用がいくつか報告されています。
ミノキシジル
血管を拡張する作用が認められており、発毛効果があります。
リアップやロゲインなどの発毛剤にも含まれている成分であり、円形脱毛症の回復を早める機能などが期待できます。
ただし脱毛斑を縮小する根拠は弱いとされており、大きな期待は出来ません。
円形脱毛症の治療法その2｜内服薬の利用
円形脱毛症の治療効果があるとされる飲み薬について解説します。
円形脱毛症治療に効果的とされる飲み薬は以下の4つです。
それぞれの薬剤の特徴について明らかにします。
ステロイド
飲み薬タイプのステロイド剤であり、炎症や免疫機能を抑える効果が期待できます。
全身に対して影響を与えられるので、全身に脱毛症が広がった場合に利用されることが多い薬剤です。
しかし子供への使用が禁止されているなど、「危険性が高い」とされています。
抗アレルギー剤
アレルギー症状を抑えるために用いられる薬剤です。
特にアトピーなどのアレルギーを原因として円形脱毛症を発症している患者さんに効果的な薬剤とされています。
実際に脱毛範囲の縮小が認められており、条件によっては高い効果が期待できます。
セファランチン
血行を促進する作用、およびアレルギー反応を抑える作用を持つ薬剤です。
脱毛範囲縮小の効果は低いとされていますが、ステロイドなどとの併用で実績を上げています。
つまり単体の利用では高い効果が得られにくいと考えられているのです。
グリチルリチン、メチオニン、グリシン複合薬
主にアレルギーを抑える薬剤であり、アレルギーを原因とした円形脱毛症に対する効果が期待されています。
また炎症を抑える効果もあるとされています。
治療実績も比較的豊富であり、処方されるケースが多い薬剤の一つです。
円形脱毛症の治療法その3｜照射療法
円形脱毛症の治療方法としては珍しい部類に入ってくるかも知れませんが、照射による治療法もあります。
円形脱毛症治療に効果的とされる照射方法は以下の2つです。
それぞれの治療法の特徴について明らかにします。
直線偏光近赤外線照射療法（スーパーライザー療法）
『スーパーライザー』は組織深達性の高い波長帯の近赤外線をスポット状に高出力照射する光線治療器です。近赤外線照射の効果はペインクリニックはじめ各科で認められ、いま医療現場で大きな注目を集めています。
具体的な効果としては、血流の増加や消炎、さらには鎮痛などです。
自律神経が照射されることで神経のバランスが取りやすくなるなどの報告もあり、円形脱毛症の治療に利用されることもあります。
紫外線療法
紫外線を照射することで、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などを治すことが目的で行われる療法の一つです。
アトピーを原因とする円形脱毛症に効果があると考えられています。
基本的には2週間に1回から6回程度照射し、数カ月に渡って治療します。
紫外線を利用するため、肌の炎症やひりひり感が発生するケースもあるので頭皮が弱い人には向いていません。
円形脱毛症の治療法その4｜点滴
円形脱毛症には点滴静注ステロイドパルス療法と呼ばれる治療法もあります。
点滴によってステロイドを大量に身体に投与する治療法です。
3日間ほど行われるものであり、特に重度の脱毛症の治療に用いられます。
脱毛症が発症してからの期間も治療の効果に大きく関わっていることがわかっています。
発症してから短期間（6ヶ月以内）であれば60％程度に効果が認められました。
しかし6ヶ月以上経過しているケースについては、20％弱の効果しか認められなかったのです。
つまり点滴静注ステロイドパルス療法は、早期で重度の脱毛症にかかっている人に効果的な治療法といえます。
円形脱毛症の治療法その5｜冷却治療
ドライアイスであるとか液体窒素などを用いて、免疫細胞の働きを抑えようとする治療法です。
脱毛した場所にドライアイスや液体窒素を当てることになるので、軽い痛みが発生することもあります。
しかし冷却療法には特に副作用はないとされており、ハードルが低く用いやすいのが大きなメリットです。
円形脱毛症の治療に育毛剤はおすすめなのか？
円形脱毛症の治りを早くする目的であれば、育毛剤の利用はおすすめです。
円形脱毛症は基本的には治るものです。
自然治癒するケースもありますが、髪の毛が生え揃うまでには一定の時間がかかってしまいます。
毛母細胞が免疫細胞によって長期間攻撃にさらされているので、細胞自体が弱っており髪の毛の伸びが遅くなっているケースも珍しくありません。
育毛剤には毛母細胞を活性化させる成分や髪の毛を作るために必要な血液の流れを良くする成分も含まれています。
つまり円形脱毛症の治りを早くする効果が期待できるわけです。
円形脱毛症の治りを早くする育毛剤としておすすめしたいのが、「M-1 育毛ローション」です。
「第7回世界毛髪研究会議」にて評価された理論を用いた育毛剤であり、独自成分の加水分解酵母も含まれています。
免疫システムによって攻撃にさらされた毛母細胞は弱っていますが、M-1に含まれる加水分解酵母によって復活する可能性が高いです。
加水分解酵母によって毛乳頭細胞内にある繊毛が1.6倍になったとの研究結果もあるほどです。
⇒⇒⇒育毛剤「M-1 育毛ローション」の効果および使い方を徹底調査
円形脱毛症の治療法まとめ
円形脱毛法の治療方法を紹介しました。
実は円形脱毛症は確実に効果が得られる治療法がない、とされています。
つまり自然に治癒するのを待つケースが多いわけです。
もちろん円形脱毛症は時間がたてば治る可能性が高いですが、再発することも多く不安ですよね。
そんな方は育毛剤による予防もおすすめです。
毛母細胞を普段から活性化させておくことで、免疫システムによる攻撃をある程度抑えられる可能性もあるからです。
円形脱毛症の治療方法がわかったはずです。
10円ハゲなどができやすい人は、自身にとって効果的な治療法を探しましょう。
円形脱毛症を発症しにくくするためにも、育毛剤によるケアを普段からすることをおすすめします。
